今回は、私が実際に人間ドックを体験したときの様子を赤裸々(?)にレポートします。
これから人間ドックを受けようとお考えのあなたには、いろいろと参考になることが多いと思いますので、是非とも最後までお付き合いくださいね!
この記事の目次
数ある人間ドック、どこで受けようか・・・
会社に勤めている方は、年に1回健康診断がありますから、それだけで十分、と思っていると思います。
実際私もそうでしたし、人間ドックも受けた方が良いのは薄々感じてはいても、毎日が忙しく、休暇を取ってまで人間ドックを受けようとは思いませんでした。
でも、年齢も年齢だし、そろそろ真剣に人間ドック、受けとこうかな・・・
と思い始め、重い腰を上げる決心をしました。
しかし、いざ人間ドックを受けるとなると、どこで受けたら良いのだろう?
という疑問にぶち当たります。
家からあまり遠くないところが行きやすくて良いかな、とか
人間ドックのあと会社にすぐに行けるように、会社の近くで探そうかな、とか
いやでも、検査の結果、何か異常が見つかったらすぐに精密検査が受けられるように総合病院の人間ドックにしようかな、とか、いろいろ考えてしまい、なかなか決めることが出来ませんでした。
せっかく受ける人間ドックです。
どうせならしっかりと検査してもらいたいじゃないですか。
でも、どうやって探そう・・・
人間ドック検索サイトを使ってみる
そんなとき、頼りになるのが人間ドック検索サイトです。
全国の人間ドックを地域別、検査内容別などで探すことができ、それぞれの検査についても詳細情報が調べられる。
気に入ったらそのサイトから直接予約申込が出来るという、この上なく便利なサイトがあるんです。
こうした人間ドック検索サイト、いくつかあるようですが、探しやすさ、内容の分かりやすさ、情報量などどれを取ってもイチバンだったのが「人間ドックのここカラダ」というサイトです。
実際に私も、こちらのサイトで探し、比較検討し、実際に予約しました。
実際の予約の様子につきましては、以下の記事で詳細にレポートしていますので、そちらを参考にしてみてください。
【参考記事】
人間ドック予約サイト「ここカラダ」で実際に予約してみた!
実際の選定基準
さて、人間ドックを探す、といっても、ただ闇雲に探そうとしても探しきれるものではありません。
都内だけでも数百、いやそれ以上の人間ドック施設があります。
自分である程度の選定基準を持って探さないと、結局どこが良いのかさっぱり分からん!
なんてことになるのが関の山です。
そこで私も、人間ドックを探す上での自分なりの選定基準を設けました。
・胃検査は内視鏡でうけられる
・近所とか行きやすさよりも、検査内容で決める
・総合病院の人間ドック
・結果説明は直接医師から受けられる
ひとつずつ、説明していきますね。
胃検査は内視鏡で受けられることは、私にとっては絶対条件です。
なぜなら、バリウムによる検査やもっとシンプルにABC検査(血液検査による胃がんリスク検査)を受けても、何か見つかれば結局は胃内視鏡検査をすることになるのだから、それなら最初から胃内視鏡で検査すれば手間がかからないではないか、という理由からです。
また、近所とか行きやすさで施設を選ぶと、選択肢が限られてしまうかな、と思いました。
さすがに他県にまで足を伸ばそうとは思いませんが、都内なら多少遠くてもそんなに苦になることもないので、あえて施設の所在地はあまり絞り込みませんでした。
さらに検査結果は、受けたその日に医師から説明を聞きたいと思いました。
結果について「すべて異常なし」なら問題ないですが、何か異常が見つかった場合、それについて小さな疑問も残したくないので、その場でいろいろと質問できるように、直接医師から説明が受けられることは重要と考えました。
そして異常があった場合にはスムーズに二次検査もしくは治療に移れるように、多くの診療科のある総合病院、もしくは総合病院系のクリニックで受けようと考えました。
検査の結果、何もなければどこで受けても差はないかもしれませんが、何かあったとき・・・も考えて人間ドックを受けよう、ということです。
もちろん、これらの選定基準は私個人の考えですので、あなたはあなたなりにご自身の選定基準を持ってくださいね。
というわけで、いろいろと比較検討した結果、私は国立国際医療研究センター病院を選びました。
国立国際医療研究センター病院の詳細は以下の記事で説明していますので、ご参考にしてください。
【参考記事】
新宿区で受けてみたいオススメの人間ドック5選
事前準備
人間ドックを予約して1週間ほどで、医療機関から封筒が送られてきます。
その中には、人間ドック受診の案内、問診票、便検査キット(2つ)、尿検査キット(1つ)などが入っています。
問診票は人間ドック当日までに事前に必要事項を記入しておきます。
また、便については異なる日の便を2回採取します(検査前1週間の間に2回採取します)
尿については人間ドック当日の朝のものを採取します。
人間ドック当日は胃検査があるため、前日の晩ご飯は軽めに済ませ、夜8時以降は一切の飲食禁止です。
水くらいは良いようですが、コーヒーはダメ。
コーヒー大好きな私としては、これは結構きついです(笑)
人間ドック当日
いよいよ人間ドック当日です。
受付開始が8:30ですので、その時間に合わせてクリニックに行きます。
受付
受付では、事前に記入した問診票と便、尿を提出します。
その後、更衣室にて検査着に着替え、待合ロビーで検査の順番を待ちます。
待つといっても、ものの数分で看護師が来て今日1日の流れについて説明してくれます。
説明によると、人間ドックの核検査項目は受診者ごとに順番を少しずつ変えているそうです。
これは同じ順番にすることで検査待ちが発生しないようにするためで、スムーズに検査を受けるための工夫なんだそうです。
実際に検査を受けてみると、各検査でのまちはほとんどなく(胃内視鏡で数分待ちましたが、それが最も長い待ち時間でした)次から次へとスムーズに検査が進んでいきました。
これ、なかなか良く考えられたシステムだなと感心!
検査の流れ
実際の検査は、問診・診察・身体測定・眼科検査・肺活量・聴力検査・血液検査(試験管5本分)・胸部レントゲン・腹部エコー検査・心電図・胃内視鏡検査などです。
実際の検査で何が分かるのか、につきましては以下の記事で詳しく説明していますのでご参考にしてくださいね。
【参考記事】
人間ドックを受けると、何が分かるの?
さて、あなたも気になると思いますが、胃内視鏡検査って苦しいって聞くけど、ホントのところどうなの?
という点について、実体験をもとに説明していきますね。
胃内視鏡検査を実際に受けたら
胃内視鏡検査は、カメラを口から挿入する経口内視鏡と鼻から挿入する経鼻内視鏡の2種類があります。
経口内視鏡は鉛筆くらいの太さの管を喉から挿入していくため、よほど上手な医師でもない限り「オエッ」となります。一度「オエッ」となってしまうと、検査のあいだ中「オエッ」が続きます(最近は鎮静剤の注射を併用することでほとんど苦しい思いをせずに検査することも可能になってきていますが)
以前、経口内視鏡で胃検査を受けたとき、これで大変な思いをした経験から、今回は経鼻内視鏡を選びました。
経鼻内視鏡は、経口内視鏡よりもだいぶ細いカメラを鼻の穴から挿入して胃まで通し、食道・胃・十二指腸などを観察・撮影していきます。
直接喉を通さないため、経口内視鏡にくらべ「オエッ」が少なく、格段にラクに検査出来ます。
去年と今年、2度とも経鼻内視鏡で検査を受けましたが、どちらもほとんど苦しい思いをせずに終わりました。
胃内視鏡検査のバリウムにないメリットは、検査の過程を医師と一緒にモニタ画面で見られることです。
自分の食道・胃の様子がリアルタイムで見えるんですね(笑)
実際の検査時間は数分です。
経鼻内視鏡による胃検査はほとんど苦しい思いをすることなく、あっという間に終わりました。
結果説明
結果の説明は、直接医師から受けます。
検査結果が出るのに時間がかかり、当日に結果が分からないものについては後日郵送される結果報告書を待たなければならないのですが、ごく一部の検査を除きほぼ当日に結果が分かりますので、医師から説明を受けられます。
検査の結果については、1年間ダイエットしたおかげで、去年は糖尿病の少し手前くらいまで数値が上がっていたヘモグロビンA1C値も、今年は正常範囲に戻り、ほぼ異常なし!
医師からは「この調子で体重が増えないように自己管理をしていくように」言われ検査終了。
後日
検査から2週間後、検査結果報告書が郵送されてきました。
結果を見ると、なんと「要精密検査」の文字が!!
便潜血を認めるため、大腸内視鏡検査を受けるように、との説明が添えられていました。
そして同病院の消化器内科への紹介状、および予約のしかたの説明も同封されています。
なんとも手回しの良いことで(笑)
というわけで、後日私は大腸内視鏡検査を受けたのでした。。。
そのときの模様は、以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
受診する施設によって違いはあるかと思いますが、人間ドックの流れについて大まかにはイメージしていただけたのではないでしょうか?
この次はあなた自身が体験する番です。
ご自身にとって最適なクリニック選びからしっかりとやってくださいね!
【参考記事】
人間ドック予約サイト「ここカラダ」で実際に予約してみた!